笠岡市議会 1956-03-23 03月23日-04号
〔朗読〕 ◆27番(真鍋清八君) 紹介議員より、どんな気持ちで出されたかをききたい。 本件は2月の本会議で、その結論が正に出る寸前撤回されたものである。主旨は大体変わってない。同じ請願人より同様なものが出るので、紹介議員の心境をききたい。
〔朗読〕 ◆27番(真鍋清八君) 紹介議員より、どんな気持ちで出されたかをききたい。 本件は2月の本会議で、その結論が正に出る寸前撤回されたものである。主旨は大体変わってない。同じ請願人より同様なものが出るので、紹介議員の心境をききたい。
◆27番(真鍋清八君) 今回の暫定では委員付託がないとすれば、先日申した預託保証金を予備費からでなく、組み替えるべく修正願えぬか。 ◎市長(小野博君) 4、5、6月の申込がどの程度かが不明で、従って4月申込があれば予備費から考えてみたい。そうした方法でと考えている。
◆27番(真鍋清八君) 内容には立ち入らないが、本暫定予算は、義務的必要のものと申され、歳入でも歳出に見合わせたものを計上したものと見受けられ、本予算なら充分検討しなければならない。しかし暫定ではあるが、季節的必要経費を計上すると共に、産業経済費も見込むべきと思うが、そうしたものが抜けている。産業経済面は空白であると考えられる。これは暫定としても納得できぬ。重大な問題である。
◆4番(真鍋清八君) 総務課長か、市長にお尋ねする。 大体、農林水産課長の説明で了承するが、売り渡し単価の見積大の場合、金が足らなくなったときの埋め合わせはどうするか。 ◎総務課長(森山高次郎君) 吉田の分は120万円とみて、議決を願っているが、丁度伐採時期及び価格の点から、事前施行させて頂いており、現在入札の結果金額は上回っている。 大島地区では100万円は確保できる。
◆4番(真鍋清八君) 理事者にお尋ねする。報告書に財政の許す限りとあるが、理事者は、30年度に追加更正を行う見透しがあるか。 ◎市長(小野博君) 西中の運動場の拡張については、当初予算で10万円は少ないが、調査費として計上し、この問題と取り組んでみたいと考えていたのである。校地の買収も農地がかなりある。これの買収についての困難性も予想され、財政上にも困難性がある。
◆4番(真鍋清八君) 監査委員か、主務課長にお尋ねする。 農林水産業費の予算執行について、この監査が行われた日より出納閉鎖まで日時はあるというも、水産業費35万円が未執行のようである。漁業金融対策費も手がつけてない。 林業費にも残が多い。これらは出納閉鎖までの20日間では執行不能と思う。 これは本市の産業振興に重大な影響があるものと思うが、かような実状であることの説明をききたい。
◆4番(真鍋清八君) 提案者として説明申し上げる。町村合併により広大な地域となるが市内において笠岡出張所管内以外の地区があり大島、新山よりもこれについて陳情が出ているが実現をみてない。産業の発展は電力の影響によるところが大であり玉島営業所より笠岡出張所が割当を受けているが割当が少なく又増額の手続等も複雑で不便である。
〔朗読〕 ◆4番(真鍋清八君) ブロック建築は本市では最初のものであるが、現場監督は誰がやるか。年度末に建築が数件ある。山部氏1人では不充分だ。周辺を合併した今日、将来もこの様な建築が増加するものと思われるが、嘱託のみでの監督はスッキリしない。建築課に技術者をおいて監督させるべきではないか。工事価格も安く無理な契約ではないかとの感もするので現場監督に重点をおくべきではないか。
◆4番(真鍋清八君) 原案に賛成。 ◆25番(園山長次郎君) 原案に賛成。 ○議長(坂本輝太郎君) いろいろ意見も出ているが、本案は一応厚生常任委員会に付託することにして異議はありませんか。 〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第49号を上程いたします。
◆4番(真鍋清八君) 市長に伺いたい。30年度予算の総体的な面については、掛橋、黒田氏によって尽きているので、項目的な事柄について伺いたい。 市長より緊縮方針を伺ったが、なる程29年度で赤字が2,600万円と数字が出るが、反面笠岡市に大きな資産が残っている。赤字を消す為にあまりに消極的になるのはどうかと思う。本市の場合6ケ村合併し、更に4月1日より、5ケ村を合併し、人口7万の笠岡である。
◆4番(真鍋清八君) 措置概要において、市財政と睨んで善処を望むようになっており、採択となれば直ぐにも実現するかのような印象を与えると思うが、苟も市議会が審議採択をした以上、市当局の予算化の見透しがあってのことか、単なる善処方か、この表現は抽象的ではないか。
◆8番(真鍋清八君) 学校改築については、教育委員会なり文教委員会にいろいろ御心配をかけ、お運びができた事に敬意を表する。 序にこの機にお願いするが、15号台風で東中学校は大きな損害を蒙っており、原因はボルト、ナットの短いものを使っており、充分締めていない為であったとか、新しい校舎にしてかようなことでは遺憾であると思う。これの対策についてはどうされているか。
◆8番(真鍋清八君) 念の為に市の契約規程について申し上げたい。 立派な建築を願う為に保証金の免除、前渡金の交付を主張してきたが、今回はその形がとられた。 今後起こる事業もこれでいくのか。一般競争入札でなく指名競争入札でやるのか。今後のこの面の市長の考えはどうか。 ◎市長(小野博君) 今後の契約であるが、大小の工事を判断して委員とも協議して金融事情の悪いときには、それに添ってやりたい。
◆8番(真鍋清八君) 市としては、設計監督に対しては、要求額を払うのか。何か内規があってそれによるのか。 ◎市長(小野博君) 内規はない。 岡山県の建築士会で基準がきまっている。 建物の類別によって率が異なっている。大きなものになると同じ率では額が相当大きくなるので、同じ率でなく大きなものは減額願っている。
◆8番(真鍋清八君) 噂に聞くと応神山周辺を県の直営でやるとのことであるが、この議案にあるように充分堅牢になる意味においてこの方も市請でやれないか。 ◎農林水産課長(藤枝安雄君) 県の直営工事は本年800万円を予定されていたが、500万円でやることに決定した。応神山は、県の直営でやることになっている。
◆商工常任副委員長(真鍋清八君) 報告書通りであるが、強い意見として、商工予算が軽少である。御留意を希いたい。 6ケ村合併記念樹について要望があった。植樹の殆どが芯をとめられている。公園地を美化する意味から、愛護するよう学校に要望したい。 次に港祭りの助成を市がやる意味で、50万円以上を要する現状から一般よりの寄付募金は難しいので、これの増額方を要望した。
◆8番(真鍋清八君) 本市が観光都市として進まんとしている時、観光の一つとも言うべき、いも博物館を研究所に変更することは、それに逆行するものと思うが。 ◎市長(小野博君) いも博物館は、観光的意味で設置したものではない。 終戦後の危機を何により切り抜けたか等の貴重文件を整えた、いも博物館でなくいも研究所にしたいと思っている。 ◆8番(真鍋清八君) 観光的施設でないことは判る。
◆8番(真鍋清八君) 2条3項の教育委員会その他の職員49人とあるがこれの説明をききたい。 ◎秘書係長(天野初志君) これは各小・中学校、幼稚園等の使丁、給食婦、養護婦等である。 ◎教育委員会主事(藤川憲雄君) その他の職員の詳細な説明を申し上げる。
◆8番(真鍋清八君) 休憩をお願いしたい。 ○議長(坂本輝太郎君) 休憩を宣す。 午後2時55分 休憩 午後3時5分 再開 ○議長(坂本輝太郎君) 再開を宣す。 29番議員の件については、各常任委員長に諮って決めた日程である。一応過渡期で税の問題は重大である。特に慎重に致したいので、日程を変更したい。
◆8番(真鍋清八君) 水道の説明をして頂きたい。 ◎市長(小野博君) 水道課長は神戸より梶本技師が来庁されているので、差し支えたので、16日の始めにして頂きたい。 午後3時0分 散会...